【高槻市整骨院 ひざが痛い女の子】
ー10代の女の子に多い膝蓋骨脱臼とはー
「3年生の娘ですが、昨日の夜から右足の膝が痛いと言って
びっこを引いて歩いていて診てもらいたいのですが」と
連絡をくださったYちゃんのママ。
痛みを感じた翌日にママと一緒に来院してくれたYちゃん（8歳 小3）
ママがYちゃんに聞きながら問診表に記入。
昨日の夜、寝る前には何も言ってなかったのに
夜中に寝返りをしたとき？に痛くなったのか
Yちゃんが起きてトイレに行こうとしたら
すごくひざが痛かったそうで、
その後「ひざが痛い」とママを起こしに行ったそうです。
Yちゃんママは夜中ということもあり
とりあえず今は寝て明日の朝まで様子をみようと
Yちゃんに伝え、Yちゃんもそのまま寝たそうです。
ところが朝になってもやっぱりひざの痛みは
しっかり残っていてびっこを引いて歩いていたため
これは一度ちゃんと診てもらった方がいいと思い
当院へ連絡してくれたということでした。
今朝学校へはママがYちゃんを送って行ってあげて
びっこを引いて教室へ入っていたそうです。
思い当たる原因としては
「夜中ひざが痛くなった日は
日中学校で階段でジャンプをしていたようなので
そのせいかも・・」とのことでした。
早速直接患部を診させていただくことに。
するとママが
「でもなんかさっき学校から帰ってきたら
朝よりマシになっちゃったみたいで
歩き方もマシなきがして、なんか申し訳ないです💦」
わざわざ時間を取ってもらったのに、、、と
申し訳なさそうにおっしゃってくれました。
「そんなそんな全然気にしないでください(*^-^*)
子どもは素直なので痛くなければ動くし
痛いときはかばった動きをするので
昨日びっこを引いていたということは何かしら痛かったのは
間違いないと思います。
ちょっと動きを確認していきますね」
早速Yちゃんのひざを触ると
左膝に比べて右膝は少し熱感があり、
やや腫れていました。
さらに動きを確認すると
曲げたり伸ばしたりすると痛いとのこと、
「朝学校行く時はひざ痛かったん？」
「うん」
「今日は学校で何時間目くらいから痛いのましになった？」
「なんか休み時間に友達と遊んでたら急にましになってん」
とYちゃんは話てくれました。
急にましになった！？
というYちゃんのヒントから
これは10代前後の女の子によくみられる
膝蓋骨脱臼ではないかと判断。
【膝蓋骨脱臼（しつがいこつだっきゅう）とは】
ジャンプの着地などで、膝を伸ばす太ももの筋肉（大腿四頭筋)が
強く収縮したときに起こります。
膝蓋骨は大腿骨に対して外側に脱臼することがほとんどで、
自然に整復されることも少なくありません。
初回の脱臼は10歳代の女性が生じることが多く、
その後20～50%の方が繰り返し脱臼をきたすことがあります(反復性脱臼)。
日本整形外科学会 HPより
脱臼しているので足を動かそうとすると
踏ん張りがきかなかったり
びっこを引いた歩き方をします。
さっきまで元気に走り回っていたのに
外れやすい子は突然はずれるため
急に痛い！と泣き出すことも。
脱臼している部分は元の位置にはめてしまえば
痛みはましになるのですが
動かすと痛いので小さな子だと
触ろうとすること自体を嫌がることもよくあります。
動かさなければ痛くないので
TVなどで夢中になっている間に
力が抜けてふっと自然にはまることもあります。
今回のYちゃんの場合は
痛いけどびっこをひいていれば
とりあえず動けたため、あまり気にせず学校で
いつも通り動いている間に
脱臼していた部分がうまいこと元の位置に
はまって、その瞬間から急に痛みが減り
歩き方も元に戻ったのではないかと予想されます。
しかし、さっきまで外れていたのは確かなので
その証拠として右膝に熱感と腫れが残っていたのでした。
「痛みはマシになってるかもしれないけど
1週間くらいはジャンプしたり、大股で歩いたり
正座、お姉さん座りはしないようにしてね」とYちゃんに伝えました。
要するにひざに負担のかかる動作はNGということです。
ひざの炎症を抑えるために
こまめにアイシングをすることもお伝えしました。
週1で3回ほど通院してくれた結果
痛みもなくなり治療終了を迎えることができました☆
Yちゃんママの感想はこちら⇩
Yちゃん 8歳 女の子
主訴：右ひざの痛み（膝蓋骨脱臼）
子供にも（今の自分の状態やどうやって過ごした方がいいかなど）
理解できるようにわかりやすく教えていただいたのでよかったです。
同じ年頃の子がひざが痛いと言っていたら
勧めたいと思います。
急な申し出に対応していただき
ありがとうございました。
Yちゃんママありがとうございました(*^^*)
いっぱい動きたいけど先生が言った通り
ジャンプしたり座り方を気を付けたり
Yちゃん本当によく頑張ったね☆
また痛くなった時は早めに診せにきてね☆
膝蓋骨脱臼は
生まれつきひざの骨のはまり具合が浅いなど
先天的な要因が大きいため
なりやすい子は何度も繰り返す可能性があります。
身長が高くなってある程度
筋肉も骨も成長すればほとんど起こらなくなるのですが
もし膝蓋骨脱臼のような症状が出ている時は
まずは痛がっている膝を氷のうで冷やしてみてください。
困ったとき、わからないときなどはいつでも
当院へご相談くださいね。
＜予約優先制＞
☎072-669-8777
てるてる鍼灸接骨院
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